あのね、アホの皆さん。夏タイヤというのは、冬以外の季節に履くものなの。勿論、沖縄県とかなら、冬でも凍結しないし、雪も降らないので、一年中、夏タイヤでいいと思うよ。
でも、たとえ九州だとしても、けっこう雪が降る地域があるらしい。なので、四国だろうが、中国だろうが、近畿だろうが、関東の南側だろうが、やはり冬に夏タイヤは危険だ。
東京都心部は、確かに雪は滅多に降らない。だが、路面凍結というのは、雪が降らなくても起きる。水分と、0度以下になる条件さえあれば、凍結するのだから。そして水分というのは大気中に含まれているので、仮に雨が降らずとも、路面凍結する時はする。
それに、夏タイヤは、気温が7度以上でないと、本来の性能を発揮できない。故に、凍結していなくても、夏用のタイヤは、ゴム質が硬く設定して作られているので、気温が4度とかだと、思うように性能を発揮できない。なので、真夏の感覚で、冬に夏タイヤでカーブを曲がっても、もしかしたら、上手く曲がれないかもしれない。
それに、朝は大丈夫でも、日中から雪が降ることもありうる。よくニュースで見るよね、東京都とかで、突然の大雪で、急いでアホ共がカーショップに殺到して、てんやわんやしている光景が。だったら、もっと前の11月の段階で、冬タイヤに履き替えるとか、オールシーズンタイヤに履き替えるとかしておけよ。
オールシーズンタイヤは、確かに一年中履けることを謳い文句にしている。が、やはり凍結路面に対する走行性能は、冬専用タイヤであるスタッドレスタイヤに比べれば、現状では劣る[2023年時点]。何となく分かるでしょ?冬専用に開発されたタイヤと、夏も冬も走れるよ!というタイヤとでは、冬専用に開発されたタイヤの方が性能が良いということが。
あ~ああ、凍結する季節なのに、ノーマルタイヤ〔夏タイヤ〕のまま走行した馬鹿な会社のトラックのせいで、未来ある高校生の片腕がもげてしまいました。
素直に追加料金を支払って、冬用タイヤにしておけば良かったのにねえ。マジでアホ。それに、これは赤の他人の腕が切断されましたけど、大抵の場合、自分や同乗者が被害を受けるからな。その覚悟をしておけよ、冬にノーマルタイヤのまま走行する馬鹿共は!