• 超バカな[赤ちゃん並の知能]のDQNが引き起こす惨劇集🩸

     スタッドレスタイヤとは、凍結路面や雪の上を走ること、そして気温の低い路面を走ることに特化したタイヤである。故に、その条件ならば最強ではある。勿論、銘柄により性能の上下はあるものの、やはり冬道においてスタッドレスタイヤ以上の高性能を発揮するタイヤはない。オールシーズンタイヤは、夏場も走れるけど、その分、冬道性能は、冬道専用タイヤであるスタッドレスタイヤよりかは劣る。

     だが、そのスタッドレスタイヤも、正反対の真夏に履くとどうなるか?それは、当然、夏タイヤよりも遥かに劣った性能となる。冬場では最強だったものが、正反対の高温の路面では、グニャリと性能が溶けて、よろしくない。

     丁度、ついこの前まで〔聖剣伝説3〕というプレステのゲームをやっていましたが、その中で、火属性のモンスターに対して炎系の攻撃をしても、意味がない。炎系のモンスターには、氷系の攻撃が効く。そのように、場面、場面にて、適切な使用というのがあるのです。

     んで、夏場にスタッドレスタイヤを履き続けた場合、どうなるか?ということですが、以下のことが発生します。

     スタッドレスタイヤは雪や凍結路に密着する為に、柔らかいゴムで出来ている。対して夏タイヤは硬いゴムで出来ている。このように、同じタイヤでも、ゴムの硬さの質が異なる。だから、夏場に、柔らかいゴム質のタイヤを履くと、走行性能が著しく落ちるらしい。

     ブレーキも効きにくくなるとさ。夏タイヤならきっちり止まれる場面でも、同じ感覚で、真夏にスタッドレスタイヤで走行していたら、止まれなくて、前の車に激突するかもね。あと燃費も悪くなるらしい。あと、スタッドレスタイヤは柔らかいので、夏場に使い続けると、ガンガン削れて行くらしい。

     あと、スタッドレスタイヤは、見れば分かるが、排水レーンが少ない。排水性能が夏タイヤに比べたら劣る。だから、夏の大雨時には、スリップする確率が高くなる。勿論、それは冬場でもそうだが、冬場は仕方がないよね。だって冬なんだから。

     あと、スタッドレスタイヤは柔らかいゴム質なのです。それで、気温が上がれば上がるほど、更に柔らかくなるらしい。なので、段差を乗り越える時とかにバースト、つまり破裂する危険性があるとのこと。だから気をつけろ。てか、夏にスタッドレスタイヤは止めておけ。

    レッツゴー・グロ!!!

     真夏にスタッドレスタイヤなんて使わなければよかった・・・

     スライスチーズみたいになっちゃった☆

     とほほ・・・こんなことになるのなら、夏タイヤにちゃんと履き替えておくべきだった・・・

     残念!by羽田陽区

     てか、俺の忠告を、お前、嘘だと思っているだろう?本当は、真夏にスタッドレスタイヤを使用してもOK!と思っているのだろう?いやいや、本当にヤバイから。その証拠のニュースが、先程、入りました。以下、ヤフーニュースのスクリーンショットの切り抜きです。

     これ、2023年の七月半ばの真夏の北海道でのニュースだからな。この時期、関東では35度とか39度とかの猛暑日が連続している。でも、北海道は、関東に比べれば、いくらか涼しいかもしれない。それでも、夏場にスタッドレスタイヤを使用した結果、こうなりました。だから、関東民が、夏場にスタッドレスタイヤを使用すれば、北海道民よりも、遥かに危険だということが、分かるな?外気温36度とかで、道路のアスファルト上は更に熱く、多分、39度とか41度になっていると思う。その状況でスタッドレスタイヤを使用すると、こうなる↓

     まあ、92歳で死亡した老人は、完全な被害者だよな。だって、若者の乗ったスタッドレスタイヤ着用の車が、自分達が乗った車が走る車線に突っ込んできたんだからな。

     ただ、被害者とはいえ、やはり年齢を考慮すれば、正直な感想を申し上げると、「まあ、でも、92歳まで生きたんだから、いいじゃん」という感想に落ち着きます。

     それに対して、加害者の立場になってしまいましたが、スタッドレスタイヤ着用で走行していたせいで事故って死んだ19歳の三名は、可哀想ですね。

     まあ、多分、免許取り立てで、夏場はスタッドレスタイヤから夏タイヤに履き替えなければ危険だ!という知識も無かったのだろう。そういう知識は、自動車教習所では習わないと思うし、仮に習っていたとしても、もう忘れているだろうからな。そして習っていたことを覚えていたとしても、それが本当に危険なことなのかどうか、自分で体験するまで懐疑的だったろうからなあ。舐めていたのだろう。根拠のない自信、大丈夫と思っていたのだろう。その危険を未経験のくせに、危険性を過小評価して、或いは危険性など存在しないものと都合よく処理して、楽しいことばかりに目を向けていたのだろう。

     でも、こういうこと、あるんだよなあ。たかがスタッドレスタイヤですよ。履き替え作業なんて簡単だ。ジャッキアップの仕方が分からないとかなら、ネット記事やユーチューブで学習出来るし。業者に頼めば、四本の履き替えで五千円とか七千円で済んだのにな。その金をケチったのか、自分で夏タイヤに交換するのが面倒だったのか・・・。或いは、金がないからと、夏タイヤを買わなかったのか。スタッドレスタイヤの残り溝が少なくて、今年の冬はもう履けないので、だったらこのまま夏と秋をスタッドレスタイヤのまま過ごして、冬の入り口になったら、イエローハットかオートバックスで、そのまま新品のスタッドレスタイヤに履き替えればいいや!と、呑気に、悠長に考えていたのかもしれない。まあ、中古でこの車を買って、その時に装着されていたのがスタッドレスタイヤだったのかもしれない。そもそも、スタッドレスタイヤと夏タイヤの違いの知識さえなかったのかもしれない。タイヤなんてみんな同じと考えていたのかもしれない。車体はアルトワークスっぽいので、走りの性能には拘っていたのかもしれない。しかし、肝心の路面と接地する唯一の道具であるタイヤのことは、眼中になかったらしい。

     単純なミスですよ。軽いミスです。ただ、その軽いミス、無知から来るミスが、今回、若い命を三名も失うことになりました。まあ、残りの18歳も、顔面を強打で重傷ということなので、もしかしたら、失明とか、顔面が崩れたとか、脳が一部グチャグチャになった、とか、あるかもしれないよな。

     勿体ないよなあ。【夏にスタッドレスタイヤは危険だから使用してはならない】という知識が無かったせいで。或いは、その知識があっても、履き替えなかったということは、その危険性を過小評価して舐め腐っていたせいで、こうなっちゃいました。今まで、この19歳まで育つまでに、膨大な金と時間、そして愛情も注がれていたと思うんだけど。それらが、[真夏にスタッドレスタイヤを履いて軽自動車に四名フル乗車でスポーツ走行した!]という愚行のせいで、全部、水泡に帰した。葬式、どうすんの?寿命を全うしての葬式なら、ある程度明るくなるけどさ。まだ二十歳未満の年齢で、こんな原因で死んだら、どーすんの?

     しかも、同じ家族ではなく、友人とはいえ、それぞれ他人の家庭出身者が死んでいるので、これ、遺族同士で罵り合いが確実に発生しているよな。「お前のせいで私の娘は死んだんだ!〇〇を返せ!」とかな。遺族同士で罵倒、罵り合い、そして補償金・賠償金の話が・・・ああ、頭がクラクラする。こんなの、生き地獄だよ。

     保険も、どうすんの?そもそも民間の自動車保険、加入してんの?加入していても、このケースで、遺族に満額補償金が支払われる契約、結んでいたのか?走行において最重要のタイヤを軽視していた奴らなので、もしかしたら、未加入かもしれないな。地獄ですよ。親も、子供の車が、真夏にスタッドレスタイヤを履いていることを放置していた馬鹿親なので、多分、保険も軽視して未加入だったろうなあ。節約のつもりで、自動車保険、未加入なんだろ、どうせ。いつものパターンだよなあ。アホのパターンです。

     あとさ、軽自動車に四名乗ると、もう、一名だけ乗車時と、挙動がまるで違うのよ。物凄く重たくなるのよ。軽自動車は660ccしか排気量がないから。たとえターボ付きだとしても、大人四名乗車じゃあ、無理だって。一人か二人乗車の時なら、少々飛ばしてもいいけど、四名乗車時にかっ飛ばすなよ。しかも夏場にスタッドレスタイヤでさ。自殺行為だな。

     先日、トヨタのルーミー〔1000cc、ターボ無し、69馬力、軽自動車をほんのちょっと大きくしたサイズ感の車〕に、後部座席に荷物沢山と、大人二名乗せて、俺も含めて三名で乗ったのだが、やはり物凄く重たくなった。あんなもっさりした状態でかっ飛ばすと、死ぬ。一名乗車の時と同じ感覚でカーブを曲がると、曲がり切れずに民家の塀に激突するだろうなあ。横転の危険性もあった。だからゆっくりと走った。まあ、いつも安全運転していますけどね。

     無知、侮り、若気の至り、等々。それらは死を招く要素だ。とにかく、死にたくなければ、今の時代、スマホやパソコンで自由に幾らでもいつでも情報を得られるのだから、自分で安全運転に関する知識を身につけろ。

     じゃないと、このケースみたいに、死ぬぞ。

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