未来のオールシーズンタイヤの性能は、また違うだろう。現に、今は2023年の年末だが、ダンロップが、路面環境に応じてゴム質が変化するタイヤを開発中というニュースをネットで読んだ。つまり、雪の路面では雪対応になり、凍結路面では凍結路面対応になり、ドライ路面では夏タイヤのようになる、というような万能型タイヤだと思う。
ただ、それはまだ開発中のタイヤなのだ。まだ未発売だ。それに、それが本当に発売されたとしても、まだまだ雪・凍結路面専用のスタッドレスタイヤには、雪・凍結路面の走行性能では、遠く及ばないであろう。
そう、オールシーズンタイヤとは、夏も冬も走れるというタイヤだが、冬専用として開発されたスタドレスタイヤには、やはり冬道の走行性能は、現段階では、遠く及ばないのである。
オールシーズンタイヤとは、あくまでも、都心部の住民が、東京都でも、たまに雪が降った時、スタッドレスタイヤに履き替えなくても対応可能という程度の性能なのだ。冬専用タイヤには、やはり本格的な凍結路面・雪道においては、勝てないのだ。
だから、オールシーズンタイヤならば、一々季節の変わり目で履き替えなくても大丈夫だが、その代わり、雪道・凍結路面の性能は低いということだ。まあ、雪道はなんとなく走れてしまうらしい。浅い積雪道路ならば。しかし、凍結路面は無理らしい。だから、特に凍結路面は注意せよ。
↓グッドイヤーのオールシーズンタイヤ〔2023年時点〕
事故にならなくて良かったね。
なので、オールシーズンタイヤを過信しないように!凍結路面は無理だし、雪道も、あくまでも緊急用だと思った方が良い。オールシーズンタイヤで、本格的な降雪地域には行かない方が良い。